記録遺産を守るために 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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アーカイブズ関係機関協議会設立会合(19/5/23)の概要

我が国のアーカイブズ関係機関が、相互に情報交換等を行う場として設立が進められてきた標記「アーカイブズ関係機関協議会」(以下には、便宜上「アーカイブズ協議会」と略称します。)の設立会合が、さる平成19年5月23日(水)に、国立公文書館において開催され、正式に発足しました。
 アーカイブズ協議会には、当然全史料協の参加を要請されておりましたが、全史料協の平成19年度第1回役員会(19/5/18開催)において、国内のアーカイブズ関係機関が情報交換等を行うアーカイブズ協議会に参加する意義は大きいが、全史料協は目下、組織・業務の大幅な見直しを推進している過程にあり、アーカイブズ協議会に参加することによって担うことのある事務局業務等を適切に果たしていく余力がないため、当面、オブザーバーとして、会長及び副会長のうちから、適宜、アーカイブズ協議会に出席して、情報収集・情報交換を行うべきことが決議された。これを受けて、さる5月23日に開催された設立会合に、全史料協の代表として会長である荻布孝(大阪府公文書館長)が出席しましたので、その概要を報告します。今後、アーカイブズ協議会に出席した会長・副会長から、随時、その概要を報告させていただきます。

1 日 時  平成19年5月23日(水)午後4時 〜 5時15分

2 場 所 国立公文書館 3階会議室

3 出席者(団体名50音順)
ARMAInternational 東京支部 (柿崎会長・西川理事)
企業史料協議会(末吉副会長・入野事務局長・大谷理事)
記録管理学会(小谷会長・朝日理事)
独立行政法人国立公文書館(菊池館長・高山理事・村松次長・高山統括公文書専門官)
日本アーカイブズ学会(高埜会長・高橋副会長)
社団法人日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)(栗山専務理事)
日本歴史学協会国立公文書館特別委員会(黒澤委員)
(オブザーバー)全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(荻布会長)
事務局(国立公文書館)(業務課長・連絡調整係長他)

4 内 容 (国立公文書館高山理事進行)
(1)挨拶(菊池国立公文書館長)
我が国のアーカイブズの発展にとって、今日設立されるアーカイブズ協議会は大きな意味をもつと確信している。全史料協の参加はありがたいが、できるだけ早期に、正式参加していただくことを期待している。

(2)自己紹介

(3)アーカイブズ関係機関協議会設立申合せ(事務局決定を含む。)
 別添「アーカイブズ関係機関協議会について(案)」(19/5/23協議会構成員申合せ)、及び、協議会の庶務について平成19年度は国立公文書館が行うことについて、全員異議なく決定された。
構成員は別添のとおり7団体の代表者。(全史料協はオブザーバー参加のため含まれていない。)

(4)協議会に関する意見交換等
関係者の連携の意義は大きい、具体的な活動内容を明確にすべきではないか、ゆるやかな連携の中で共通する活動を見いだしていけばよいのではないか、などの意見があり、当面、事務局が活動内容等についての提案を受け付けることになった。

(5)その他
 @ EASTICA(国際公文書館会議東アジア地域支部)総会・セミナーについて
   平成19年10月21日(日)〜26日(金)に、KKRホテル東京で開催される
  標記が紹介される。6月に、詳細日程、具体的な参加案内等が示される予定。
 A 「国際アーカイブズの日」制定について
   ICAがUNESCOによって設立された6月9日(1948/6/9)を、「国際アーカイブズの日」
  と定めるべく、2007年11月のICA年次総会に提案される旨、紹介される。また、中国・四国
  地方の公文書館では公文書館法の施行を記念して6月始めに、「アーカイブズ・ウィーク」が
  共通実施されている旨、紹介される。
   国際アーカイブズの日が制定されれば、周知や記念の取り組みが必要になるが、これとは別に、
  日本のアーカイブズの日やアーカイブズ月間などがあってもいいのではないかとの意見があった。

別添資料
アーカイブズ関係機関協議会設立会合 次第
アーカイブズ関係機関協議会設立会合 座席表
国立公文書館配布資料一覧
アーカイブズ関係機関協議会について(案)(19/5/23協議会構成員申合せ)
アーカイブズ関係機関協議会構成員(19/5/23現在)
「国際アーカイブズの日」制定について(2007/5/23)

※ 当日の配布資料は会長館(大阪府公文書館)に配置しております。
※ 構成員からの配布資料名一覧
・レコードアンドインフォメーションマネジメントジャーナル4月号(ARMA東京支部)
・企業史料協議会20年史(企業史料協議会)
・記録管理学会2007年研究大会大会テーマ コンプライアンスのための記録管理
・JIIMAのご案内(社団法人日本画像情報マネジメント協会)
・月間IM(社団法人日本画像情報マネジメント協会)
※ 会議終了後、国立公文書館のご配慮で、平成19年春の特別展「再建日本の出発(1 947年5月日本国憲法の施行)」を見学させていただきました。




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