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シンポジウム 地域資料の保存と活用を考える(第3回)
大阪の文書館をめぐる現状と地域資料保存・活用の課題
 地域資料シンポ実行委員会では、2003年11月の第1回シンポジウム 以来、ネットワーク化を通じた資料活用の拡大を通じて地域資料の保 存を強める活動を進めてきました。
 しかし、今年2月、大阪市の公文書館運営事業が「事業仕分け」の対 象となるなど、昨今の大阪における文書館をめぐる状況は厳しさを増し ています。今回、こうした現状をふまえ、文書館事業の改善を後押しす るとともに、公文書を含めた地域資料の活用拡大に向けて支援を強化 するため、第3回のシンポジウムを開催することになりました。
 国レベルにおける公文書管理法の成立も視野に入れて、自治体の 文書館が、地域の多様な資料保存主体や市民・歴史研究者と連携し、 地域資料の活用拡大をはかることを通じて、資料保存・利用状況の改 善と地域史研究の発展に寄与する方策を探りたいと考えています。
 皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

日 時 2009年9月13日(日) 13:00〜16:45
場 所 大阪社会福祉指導センター 研修室2
     (大阪市中央区中寺1-1-54、06-6762-9471)
     (地下鉄谷町線「谷町六丁目」下車4番出口から徒歩5分)

内 容
■基調報告:地域資料シンポ実行委員会
 大阪の文書館をめぐる現状とここに至った経緯を検討し、地域資料 シンポ実行委員会のこれまでの活動の到達点をふまえ、問題の打開 に向けて具体的な提言を行います

■メイン講演:小松芳郎さん(松本市文書館)
    「自治体文書館の責務―公文書と地域資料を視野に―」
 文書館をめぐる現状をどう打開するかをめぐり、国の動向も視野に 入れつつ、松本市での経験をふまえて自治体文書館が目ざすべき方 向性を提起していただきます

■パネルディスカッション
 ●地域の実践報告
  高木秀彰さん(寒川町文書館)/谷合佳代子さん(エル・ライブラリー)
 厳しい現状のなか草の根の地域資料保存・活用を進めている取り組 みを紹介し、その経験交流をはかり、大阪における課題と連携の可能 性を探ります

 ●質疑・討論
  パネラー:小松芳郎さん・高木秀彰さん・谷合佳代子さん・亀岡哲也さん(近江八幡市)
  コーディネーター:佐賀 朝(大阪歴科協)

資料代:300円 (事前申し込み等は不要)

主 催:地域資料シンポ実行委員会
    (構成団体:あおぞら財団、大阪歴史科学協議会、大阪歴史学会、NPO法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫、地域資料研究会、歴史資料ネットワーク) *五十音順
後 援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会

◆地域資料シンポ実行委員会 事務局
担当者 佐賀朝(地域資料研究会代表)
住 所 〒594-1198 和泉市まなび野1-1 桃山学院大学
電 話 0725-54-3131(代)内線3706
E-mail a-saga※andrew.ac.jp(※を@に変えてください)


◆大阪歴史科学協議会 事務局
住 所 〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
     大阪市立大学大学院文学研究科 塚田孝研究室気付
E-mail osaka_rekkakyo※yahoo.co.jp(※を@に変えてください)

ワークショップのお知らせのチラシ