会誌『記録と史料』

　

第３号　(1992年８月刊) 　目次・英文目次
■特集/現代の記録をどう残すか−文書館への道程−
特集にあたって	編集委員会
地方自治体の記録をどう残すか−文書館へのステップ−	戸島　昭
裁判記録をどう残すか	竹澤哲夫
国会の記録見聞記	青山英幸
企業の記録をどう残すか−企業アーカイブズへの道−	中村頼道 　大谷明史
大学史編纂と資料の保存−現状と課題	澤木武美 　鈴木秀幸 　中野　実 　日露野好章 　松崎　彰
史料の保存と公開−近現代史研究の立場から−	内海　孝
■研　究
現地調査における史料整理の方法について 　　−原秩序尊重・段階的整理の実践報告−	岡部真二
近世史料目録の標準化の問題点と課題 　　−『日本目録規則1987年版』第11章　非刊行物(第１次案)をめぐって−	中野美智子
『日本目録規則1987年版』第11章　非刊行物(第１次案)について	中田佳子
■書評と紹介
千葉県文書館『諸家文書目録１』	渡辺典子
東京都北区教育委員会 　　『北区西ケ原在住武田允男家伝存文書群調査報告書(上)』	長佐古美奈子
日の出町史編さん委員会『日の出町史料所在目録第４集』	大貫真理
藍住町教育委員会『阿州藍屋奥村家文書』	保坂裕興
高知県教育委員会『土佐藩主山内家歴史資料目録』	渡辺浩一
国文学研究資料館史料館『近世近代史料目録総覧』	佐藤勝巳
国立公文書館『地方公共団体における公文書等の保存・利用等に関する実態調査』	小川千代子
国立公文書館『公文書等の集中管理−保存･利用のための移管の重要性について』
埼玉県地域史料保存活用連絡協議会『諸家文書の収集と整理 』	宮沢健二
ケン･プラマー『生活記録の社会学』	太田富康
津田秀夫『史料保存と歴史学』	丑木幸男
青木美智男他『講座日本近世史10・近世史ヘの招待』	大友一雄
インドネシア日本占領期史料フォーラム『証言集−日本占領下のインドネシア』	安藤正人
鈴木昭夫他『研究者のための資料写真の撮り方』	木村立彦
京藤松子他『図書館員のための英会話ハンドブック』	水口政次
ユネスコ『文書館の職員と利用者のための史料取扱いの作法』	小川千代子
国立国会図書館『第二回資料保存シンポジウム講演集−新聞の保存と利用』	廣瀬　睦
相沢元子他『容器に入れる』	森　　県
■アーカイブズ・ネットワーク
沖縄県立公文書館基本構想なる	金城　功
沖縄県北谷町公文書館の設置	屋良奉子
香川県の文書館開設準備本格化	野中寛文
愛媛における史料保存の現況	柚山俊夫
広島県｢行政文書･古文書保存管理講習会｣紹介	松井輝昭
岡山県の史料整備状況	人見彰彦
大阪府公文書館問題検討小委員会の設置	大西　愛
長野県立歴史館設立準備とその文書館機能の位置付け	小平千文
新潟県立文書館の開館にむけて	本田雄二
ビジネスアーキビスト養成講座の開設	安藤正人
｢記録史料の保存を考える会｣旗揚げ	廣瀬　睦
｢神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会｣の発足	堀江武史
小平市の郷土写真事業	蛭田廣一
東京都公文書館のマイクロ･プロジェクト始まる	水野　保
(財)千葉県史料研究財団の設立	山本直彦
秋田県の公文書館設立について	小玉誠一郎
■世界の窓
ベトナムにおける文書保存組織と今日の緊急課題	ファン･ディン･ニャム 　今村宣勝･訳
韓国の政府記録保存所を訪ねて	高橋　実
30年原則のこと	小川千代子
■アーカイブズを学ぶ：文献紹介Part２
■保存を考える
宮内庁書陵部の保存箱	櫛笥節男
■資料ふぁいる
国立公文書館「公文書の保存・管理等に関する研究会報告書」
■全史料協この一年　関東部会この一年　近畿部会準備会この1年と今後の展望
全史料協へのおさそい／投稿のお願い・投稿規定・執筆要領／編集後記