期
日 |
平成15年(2003)11月20日（木）午後１時 |
テ
｜
マ |
市町村合併と公文書保存 |
報
告
者 |
広島県立文書館 安藤福平氏 |
内
容 |
現在進行している市町村合併のなかで、地域の歴史資料の根幹とも
いうべき公文書の散逸を防ぐことは、喫緊の課題である。市町村合併と公文書保存について、過去の教訓を
汲み取るとともに、現状を分析し、保存戦略について考えてみたい。
最初に、昭和の大合併の際、旧町村役場文書がどのような過程を経て散逸していったか、保存され
た事例と対照することで、過去の教訓を汲み取りたい。
次に、現在進行中の市町村合併において、公文書の保存管理がどのような状況にあるのか、広島県
の現状を具体的に紹介する。
最後に、保存戦略 −合併に伴う文書の大量廃棄の凍結、保存文書の減量化（選別）のためのガイ
ドラインなど− について、私見を述べてみる。
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