記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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第3分科会
期 日
平成17年(2004)11月10日(木)13:30〜15:00
テーマ
アーキビスト養成の現状分析と今後の展望
報告者
東海大学  日露野好章氏
内 容
 専門職問題委員会におけるこれまでの取り組みを概観し、なかでもアーキビスト養成に関して重要なファクターとなるであろうわが国の高等教育機関である大学の動向について報告したい。当委員会では、『記録遺産を守るために−公文書館法の意義と課題』(1989年)、『文書館専門職(アーキビスト)養成制度の実現に向けて』(1992年)、『アーキビスト制度への提言』(1994年)などの提言によって、その実現の要となる高等教育機関の役割について議論を重ねてきた。そして「記録史料学等の開講に関する調査」(2000年)、「アーカイブズ関係科目の開講に関する調査」(2004年)を実施した。本報告は、この調査から明らかになった大学におけるアーカイブズに関する教育の現状と今後のアーキビスト養成に向けての課題について報告するものである。