記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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全体会T 報告T
期日 
平成18年(2006)11月9日(木) 9:45〜10:45
テーマ
岡山県における「アーカイブズ」の現状 −岡山県立記録資料館開設の前後−
報告者
定兼 学 氏(岡山県立記録資料館)
内容
 平成17年9月に岡山県の記録を伝える重要な公文書・古文書その他の資料(記録資料)を収集・保存し、その利用を図ることを目的とする岡山県立記録資料館が、公文書館法に基づいて設立されました。当館は、岡山県の出来事や地域研究のために多くの県民の方に利用していただき、「県民の記録資料を保存・利用する拠点」として成長していきたいと考えています。
 岡山県立記録資料館設立までには長い開設準備期間があったことは、すでに第30回大会で報告しているところですが、本館開設前後は、県機関の行財政改革が進み、また県内において市町村合併が急激に進行した時期でもあります。さらには、電子文書化への移行、ファイリングシステムの浸透など、まさに「アーカイブズ」を取り巻く状況は激変期であると認識しています。
 そこで、本報告では、この激変期における本県(館)および県内市町村、さらには中国四国地域の公文書館の取り組みの一端を報告するものです。