記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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全体会T 報告U
期日 
平成18年(2006)11月9日(木) 11:00〜12:00
テーマ
倉敷市における歴史資料整備
報告者
山本 太郎 氏(倉敷市総務課(歴史資料整備室))
内容
 倉敷市では平成元年度から平成16年度まで市史編さん事業を行い、その過程で多くの古文書・公文書等貴重な歴史資料を収集した。これらの歴史資料を体系的に整理・保存し、活用するという新たな課題がある。また、平成17年度には倉敷市と真備町・船穂町との合併もあり、歴史資料整理・保存の重要性の認識が高まっている。こうした課題に対応するため、倉敷市が市史編さん終了後も歴史資料整理と研究紀要の発行を責任ある体制で行うことを支援する組織として、市史編さんに携わった有識者による「倉敷市文書館(アーカイブズ)研究会」を平成17年度に発足させた。さらに、平成18年度には全庁的な関係部署の市職員による「公文書館のあり方検討会」を発足させ、歴史資料保存実態の調査、文書管理との関係の検討など、公文書館の設置に向けて調査・検討を進めている。こうした倉敷市における歴史資料整備について報告する。