記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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研修会B
期日 
平成18年(2006)11月8日(水) 10:00〜12:00
テーマ
古文書の調査と整理 <発展コース>
講師
地主 智彦 氏(京都府)
内容
 京都府内では、特に京都市内の寺社を中心に、古代から近代に至る膨大な量の史料群(典籍、古文書、歴史資料類)が伝来するが、その大半は所有者の手元に保管される点に特徴がある。京都府教育委員会では、昭和47年(1972)より、文化庁の国庫補助事業として京都市内を中心とした多量の史料群の整理を行ってきた。これらの調査は、文化財保護行政の一環として、史料の散逸、亡失を防ぎ、保存措置を講ずることを第1の目的とする点に特色がある。近年では、文書群全体の調査対象化、伝来状況の尊重、今後の保存、活用状況に対するの配慮などを中心に方針を決め、調査を実施している。
 小報告では、平成9年度から14年度にかけて実施した、賀茂別雷神社文書(13,639点、平安〜昭和、平成18年重要文化財指定)調査の内容を具体的に紹介する。その成果と課題を検討するなかで、今後の古文書調査さらには保存と活用の諸問題を考える機会としたい。