記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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大会テーマ研究会 分科会 第2分科会
期日
平成21年11月19日(木)13:30〜14:30
テーマ
公害の経験を伝える資料館 ―西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)−
報告者
林美帆氏(あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ))
内容
 エコミューズ(大阪市西淀川区)は,西淀川大気汚染公害裁判の和解金の一部を基金に1996年に設立した街づくりの組織である,あおぞら財団((財)公害地域再生センター)の付属施設で,2006年春に開設された。大気汚染公害の患者や裁判,住民運動の記録を中心に所蔵公開している(約10万点所蔵内約3 万点目録化)。同財団では「公害のないまちづくり」「公害の経験を伝える」「自然や環境から学ぶ」「公害患者の生きがいづくり」「国際交流」の5 つの活動分野があり,当館は各分野と連携して資料活用の道を探っている。小さな民間の資料館が公害の経験を伝えるために行っている工夫や取組を報告する。