記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
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公文書管理『新時代』に向けた取組
テーマ
公文書管理『新時代』に向けた取組
期日
平成22年11月24日(水)11:00〜12:10
講師
岡本信一氏(内閣官房公文書管理検討室参事官)
内容
我が国では、公文書管理法の制定(2009年7 月1 日公布)により、公文書管理体制とアーカイブズ制度の充実・強化を図る抜本的な改革に向けた枠組みが構築された。公文書管理法施行後の公文書管理『新時代』では、公文書の作成・取得、整理・保存、移管・廃棄と特定歴史公文書等の保存・利用が共通ルールで規律された一つの世界となる。政府は、来年春の法施行に向けて、本年6 月に公文書管理委員会を内閣府に設置して、7 月から公文書管理の共通ルールとなる政令・ガイドラインの制定に向けた取組を始め、秋以降は各府省の文書管理規則や国立公文書館等の利用等規則の策定作業が進められる。法施行に向けた政府の取組について解説する。