記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
報告A「文書館における公文書管理と資料保存」
期日
平成25年11月15日(金)14:50〜15:55
会場
正堂
テーマ
文書館における公文書管理と資料保存
報告者
太田 富康 氏 (埼玉県立文書館公文書担当部長)
内容
 埼玉県立文書館は,教育委員会が所管する教育機関であり,「郷土についての歴史的価値のある文書及び記録並びに県の公文書その他必要な資料」を対象とするトータル・アーカイブズです。このうち,「県の公文書」に対しては,1969年の設立以来,知事等の委任を受けての重要文書管理も担ってきました。情報公開条例の施行(1983年),文書管理システムの導入(2003年)など,その後も文書管理制度の進展にあわせ,その役割を展開させながら「公文書管理法時代」を迎えました。本報告では,その現状を紹介しながら,管理法時代の資料保存について考えてみたいと思います。