記録遺産を守るために
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会【全史料協】
調査・研究委員会報告
期日
平成26年11月14日(金)9:30〜10:20
テーマ
公文書館機能の普及をいかに進めるか −取り組みの成果と課題−
講師
小川 正人 氏 ・ 小高 哲茂 氏 (全史料協調査・研究委員会)
内容
 近年の調査・研究委員会では,公文書館機能の普及に向け,公文書館機能の自己点検指標(「ミニマムモデル・ゴールトモデル」)の策定や,国内各地での公文書館機能普及セミナーの開催などに取り組んできました。今期(2013-14年度)も,この流れを受け継ぎ,2013年度は北海道札幌市でセミナーを開催するとともに,公文書館専門職員実態調査アンケートの実施などを行い,今年度は,6月に岩手県盛岡市でセミナーを開催し,現在,公文書館機能普及のための手引き(『公文書館をつくろう―未来へ残し,伝えるための機能整備―』)の作成に取り組んでいます。
 今回は,昨年度からのセミナー開催と今年度の「手引き」作成に焦点を絞り,ここまでの委員会の活動の成果とそこから考えられる今後の課題などについて報告します。